ホルモンバランスの乱れと睡眠不足の関係
睡眠不足になると、なんだかイライラしたり、逆にボーっとしてしまったりしませんか?実はこれ、睡眠が不足することでホルモンバランスが乱れてしまうので、イライラしたり、ボーっとしたりすることがあるんです。睡眠中というのは、実はいろいろなホルモンが分泌されています。代表的なものとしては、成長ホルモンです。この成長ホルモンは、子どもの頃であれば骨を伸ばしたり筋肉などの発達に関係していますが、実は生涯にわたって代謝に関わり合いを持っているんです。身体のあらゆる部分の代謝を行うためにこの成長ホルモンは分泌されますが、この成長ホルモンの分泌が低下してしまうと、疲れやすかったり感情の起伏が大きくなったり、集中力が続かない、孤独感が生まれる、イライラする、落ち込むといったような、精神的な症状が出てきます。細胞の生まれかわりなどもしっかりできないため、お肌の質が下がってしまったり、筋力が低下したり、体脂肪が増加したりと言ったことも起こります。睡眠不足と一言でいっても、ホルモンバランスが乱れることで起こる症状は、心身ともに出てくるんですよ。